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ドライスーツのススメ

先日、いかにしてウェットスーツで冷たい海の中に挑むのか!?

という記事を書いたばかりではありますが、、



今回のテーマはドライスーツであります!


ドライスーツとは、まさしく濡れない!スーツなんです。

ブーツがスーツと一体型になっており、首と手首が防水シールになっているため、海に潜っても身体は濡れず乾いたままです。


例えば、007のジェームズボンドのように、海に潜って敵地に侵入して、ドライスーツを脱いだらタキシード!って事も出来ちゃう!戦うサラリーマンなら、潜った直後に出社できる!夢のようなスーツですね♪




さすがに、インナーにタキシードは着ないけど、フリースやスウェットなどの動きやすい服装を着用します。気温や水温に合わせてインナーを分厚く温かい服にすれば、氷点下も潜れちゃう!


何よりドライスーツ最大の利点は、潜水後にスーツを脱げば身体が乾いていて、服を着た状態にあること。よって、休憩中でも身体が冷えないから、2本目以降のダイビングも変わらずヤル気を出せるのです!


ダイビングの最もツライことの1つが“寒さ”ですから、これを克服できることは大きい。


また、ドライスーツは分厚いインナーにも対応できるように、少し大きめにオーダーするので脱着が楽チン♪手首と首だけは浸水を防ぐためピッタリサイズにします。ウェットスーツのように水の中でヨイショヨイショ引っ張り上げる必要はないのです。


さらに、水着になる必要がないため、女性からの人気が高いです。インナーのまま家を出掛けられれば、その上にドライスーツを着て潜り、スーツを脱いでそのまま帰れちゃう。着替えを持たなくて良いし、頭を拭く小さいタオルがあればOK!




では、デメリットは?


ナイ!


と言いたいが、私は、、ドライガスキジャナイ。。



海という大自然を全身で!肌で!直接触れて感じなければ、海の鼓動を感じ取れないのだー!!



などと若い頃は豪語し、真冬でもウェットで潜っておりました。

現在は、、、寄る年波には勝てず、ドライ率が上がりつつありますが、今でもウェットの方が好きですよ♪


実際にドライスーツは苦手なゲストも多くいます。


ドライスーツが嫌いな理由第1位は、「首の締め付けが苦しい」だと思います。※僕の勝手な集計による。


前述したように、身体はゆるく作っても、防水のため手首と首はピッタリフィットで仕上がるため、初めて着た人は首絞められている!とか、息できない!なんて言います。慣れてくると着たまま飯食えますよ。さらに、そのシール部分は、ひと昔と比べて、かなり柔らかくなりました。


他には、ドライといっても完全ではないため、無茶な動きをすると水没しちゃうので、ウェットほど軽快に動けない。


また、特に汗を掻きやすい男性にとって、ドライスーツを着た状態で日差しに当たっていると、サウナスーツ状態なので汗だくになり、結果的に自分の汗で水没したような状態になり、返って寒い。



大きな声では言えないが、、オシッコできない。ウェットで出し放題な方は要注意です!ついクセで出ちゃいますぞ!



このように、メリットもデメリットもあるドライスーツ。好き嫌いもハッキリ分かれるところです。


寒いのが苦手で、汗かきじゃない方は、ドライスーツ最適かもね。


当店ではレンタルもございますので、興味のある方は、ご相談ください。


また、季節がら各メーカーからもドライスーツのキャンペーンが出揃いました。当店でご購入頂くと、ドライスーツに慣れて頂くために、ダイビングツアー割引券をプレゼントしています。海でインストラクターが脱着法から泳ぎ方まで直接ご指導します。


ドライスーツは冬のスーツと思われがちですが、好きな方にとっては夏以外のスーツとして利用されています。インナーを薄くしたら、ウェットよりウェイト軽くなるしね。


ダイビングを始めてみると、夏だけでは物足りない!もっとシーズンを長く、色んなシーズンを潜りたいと思ったはずです。そう!ダイビングは夏だけの遊びでは、もったいないのだ!


そして、夏以外に潜ろうとする時の最大ストレスは、寒さ。

逆に、ツライのは寒さだけ。

寒ささえ克服できれば、伊豆の海だって、沖縄や南国リゾートにも負けない透明度になり、人は少なく海も道路も空いていて、快適で楽しいダイビングを経験出来るのです。


また、寒さに合わせたスーツを持つことによって、潜る場所や当日の天気、体調、ナイトや早朝といった潜る時間により、最適なスーツを選択でき、ダイビングの幅がグンと広がることでしょう。



だけど、だけども、僕はまだまだウェットよ。


次回は、僕がこの時期に着ている真っ黒のズルいゴムスーツについてお話しましょう。

乞うご期待!!?




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